- お客様インタビュー
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高次脳機能障害は、一見健常者のように見える場合が多いため、周りの人が気づきにくく、なかなか理解を得られずに苦しんでいる方が多くいらっしゃいます。
今回、当事務所にご依頼いただいたM様より、高次脳機能障害で苦しんでいる被害者やご家族の助けになれば、と交通事故の経緯や、実際に当事務所にご依頼いただいて感じたことなどを、インタビュー形式でお答えいただきました。
高次脳機能障害などの頭部外傷でお悩みの方へ
高次脳機能障害の諸問題
高次脳機能障害などの頭部外傷で苦しんでおられる皆様へ
交通事故や労災事故等で頭部に外傷を受けてしまうと、生死に関わるような重大な局面を迎えることが多くあります。
無事に命が助かったとしても、事故前のような元気な動ける体に戻ることなく、高次脳機能障害(脳の損傷で起こり、日常生活への適応が難しくなる様々な症状)、遷延性意識障害(植物状態)=重い昏睡状態を指す症状といった重い後遺障害が残ってしまうことがあり、被害者ご本人やご家族の方々が元の生活に戻ることは大変難しくなってきます。
残念ながら、時には意識のない状態の事故発生直後から事故の解決までに、被害者本人とそのご家族は長く苦しい時間を過ごしながら、様々な問題に直面することになります。
特に被害者のご家族にとって、悲しみの中での被害者ご本人への介護の問題は、身体的にも精神的にも負担となって重くのしかかるのです。
- 介護のために仕事をやめなければならない。
- 介護のために生活のスタイルを変えなければならない。
- 介護のために夢をあきらめなければならない…。
もちろん、辛いことばかりというわけではないのかもしれませんが、それだけ介護の負担は重く、逃げ出したくなるほどなのです。
そうであるならば、被害者本人とそのご家族の身体的・精神的負担を少しでも軽くしていただく為に、正当な賠償金を受け取らなければなりません。
残念ながら、一度示談が成立してしまうと原則としてその後見直されることはありません。
安易な示談だけは、なんとしても避けなければならないのです。
私たちは、被害者の方やそのご家族が、「あの時、もっとこうしておけばよかった…」と後悔されることがないように、事故直後から弁護士へご相談いただく事がとても大事だと考えております。
しかし、高次脳機能障害は、どの弁護士に相談・依頼しても結果が同じではありません。
高次脳機能障害の場合の保険会社や相手方との交渉は、交通事故や労働災害等の問題の中でも高度な専門的知識を必要とするため、高次脳機能障害を取り扱った実績のある弁護士に相談をしなければなりません。
交渉だけ、訴訟だけが弁護士である私達の仕事ではありません。
専門家として、事故直後からのトータルサポートを行い、被害者本人とそのご家族の負担を少しでも取り除くことが、弁護士としての私達のなすべきことだと考えています。
高次脳機能障害でお悩みの方、そのご家族の方は、まずは一度、たくみ法律事務所までご相談ください。
高次脳機能障害に詳しい弁護士が、被害者本人・ご家族と寄り添い、適正な補償を受けられるように全力でサポートいたします。高次脳機能障害・遷延性意識障害に関する知識
高次脳機能障害
脳に損傷を受けた高次脳機能障害は後遺障害の認定が難しい障害であり、交通事故を取り扱った経験がある弁護士であっても難しい分野の一つとされています。
遷延性意識障害
遷延性意識障害(植物状態)に陥ってしまった場合、将来にわたっての介護が必要となり、当然、介護費用も必要となります。