弁護士 中村このみ
経歴・出身
熊本市出身。
済々黌高校、熊本大学法学部、福岡大学法科大学院卒業。
あまり運動をしないように見られますが、学生時代は勉強よりも水泳・陸上に勤しむスポーツ少女でした。
平泳ぎ、ハードルなど短距離を専門にしていました。
2013年12月弁護士登録、熊本で4年半ほど勤務し、結婚・出産を機に北九州へ転居、育児休業を経て弁護士業務に復帰。
交通事故被害者への思い
高次脳機能障害という後遺障害は、ご本人の生活に、大きな変化をもたらします。
事故前には問題なくできていた、社会の中で周囲の人とコミュニケーションをとりながら生活を送ることが、事故前と同じようにはできなくなります。
食事や家事など自分の身の回りのこと、仕事をすること、家族との会話など、円滑にできなくなってしまったり、後遺障害の影響によって怒りっぽくなったりふさぎ込みやすくなったり、本人の性格も変えてしまうことがあります。
そして、このような事故後の変化に、ご本人だけでなく、その家族も大きな戸惑いやショックを受け、また、ご本人の生活の手助けや介護を行わなければならなくなるなど、ご家族の生活状況をも一変させてしまいます。
私が以前担当した高次脳機能障害の被害者のご家族には、「本人は火の始末が苦手になり、家族が常に火事の心配をしなければならなくなりました」、「本人では薬の管理ができないので、私が毎回薬を準備しています」、「妻は事故前料理がとても上手だったのに、後遺障害のせいで味がわからなくなって料理が下手になりました」、などとお話される方がいらっしゃいました。
このように、高次脳機能障害では、ご家族もとても傷つき、ご家族の生活自体が影響を受けることになります。
ですから、高次脳機能障害に対して適切な賠償を受けるために、まずは後遺障害等級がきちんと認定されることが必要です。
高次脳機能障害の申請には、ご家族からの生活状況報告がとても重要なものになります。
事故前のご本人の様子や事故後の変化を最もよく知るのは、ご家族です。
ご家族の方から詳しくお話を聞くことでしか、ご本人の変化を知る方法はありません。
まずはご相談いただくことで、ご本人やご家族の悩みや不安が少しでも解消されればと思っております。
ぜひ私たちにご相談ください。
趣味
趣味は旅行で、国内では特に石垣島をはじめ、沖縄の離島めぐりが好きです。
毎年竹富島で満点の星空を見るのを楽しみにしています。
国外では、韓国やオーストラリアが好きです。