北九州オフィス所長弁護士 桑原淳
交通事故被害者への思い
当事務所では、これまで、事故により高次脳機能障害となられた方からの相談も多々お受けしてきました。
物損事故から高次脳機能障害・遷延性意識障害といった重度後遺障害を抱える被害者の案件まで幅広く受任し、被害者やそのご家族の救済に全力をあげ、解決のために最大限の取り組みを行ってまいりました。
私がこれまで相談をお受けしてきた中で感じたことは、事故に遭われた被害者本人がつらい目にあわれるのはもちろんですが、被害者を支える家族もまた、大変な思いをされているということです。
高次脳機能障害を負った被害者は、程度の問題はあるにせよ、社会生活に支障を来たします。
そのため、どうしても、被害者に寄り添って支える家族の犠牲が必要になります。
生活環境を変えなければならない、人生設計が崩れる、夢をあきらめなければならない…。
私は、そんな現実を目の当たりにしてきました。
しかしながら、現在の事故賠償実務においては、被害者には当然にきちんとした補償が支払われる、という構造にはなっていません。
後遺障害等級認定の壁があり、それをクリアしても、さらに個々の損害に対する賠償額の壁もあるのです。
当事務所は、皆様に寄り添って、これらの壁を超えるための活動を行っています。
事故という加害行為から起きている以上、そのような現実に対して、きちんとした補償が支払われなければなりません。
ご相談にお越し頂くことが解決のための第1歩となります。
将来に対する漠然とした不安や疑問を是非私たちにご相談ください。
解決した交通事故事件(一部)
- 高次脳機能障害で後遺障害1級1号に認定され、近親者慰謝料も補償された事例
- 高次脳機能障害で将来介護費等が認められ1億4,000万円の補償を受けた事案
- 高次脳機能障害等で後遺障害併合8級の認定を受け約5,000万円で和解が成立した事案
- 福岡市在住の60代女性が高次脳機能障害等で約8,200万円の補償を受けた事案
- 遷延性意識障害の被害者が1億1,700万円の補償を受けた事案
経歴・出身
福岡県古賀市生まれ。
福岡高校卒業後、一橋大学法学部へ進学し、同校卒業。
その後、民間の会社へ就職し、3年間企業法務を経験した後、弁護士への道を志し、司法試験合格。
旧・宮田法律事務所(現・弁護士法人たくみ法律事務所)へ入所し、現在に至る。
所属
福岡県弁護士会交通事故被害者サポート運営委員会所属